アバウト母ちゃんについて
初めまして。アバウト母ちゃんです。
私は20年以上ずーっと冷えている女でした。
手足がいつでも冷たくて、常に寒い。真夏以外は長袖を着ているほどの寒がりでした。
ザ・不健康女子で、家族からも雪女と言われていて、たまたま私の手が家族の誰かに触れでもしたら、みんな飛び上がってビックリするほどでした。だから、わざと触って驚かせたりすることも。
それくらい、本当に冷たい手足をしてました。
20年以上冷えたままで、冬にしもやけになるのは当たり前、真夏でも半袖を着てれば、クーラーがなくても大丈夫。そして、めったに汗をかかない。
そんな雪女だった私が、無添加生活を始めたら、あっさり1か月で雪女じゃなくなりました。
筋金入りの冷え性や咳喘息、花粉症などを克服できたのは、無添加生活に着目したからです。
でも、食生活をガラリと変えて無添加生活にするって、結構ハードルが高いんですよね。
だって効果があるか知っていれば頑張れますが、あるかどうかもわからない状態でのスタートです。
私がそれをすんなり受け入れられたのは、私のバックグラウンドと関係がありました。
中学まで無添加生活、高校から添加物生活
高校時代からバイト三昧で過ごしてきた私は、家で母の手料理を食べることが減って、ファミレスかコンビニの食事がメインになっていました。
私の実家は裕福ではなく、どちらかといえば貧乏だったので、母は食費を安くあげるために、既製品のタレやドレッシング、インスタントやレトルト食品は使いませんでした。
なので味付けは母が手作りしたタレやドレッシングでした。
この母の手料理って、今、私が心がけている無添加料理だったんですよね。
私が高校生になってバイトを始めるまでは、母のおかげで思いがけず無添加生活だったんですが、
母曰く、無添加料理をしたかったわけじゃなくて、お金がなくて手作りするしかなかったから、無添加生活になっていたのだと笑っていました。
母の料理は普通に美味しかったし、不満はなかったんですが、家族でファミレスで外食したり、ファーストフードを食べたりするのに、すごく憧れていました。
高校生でバイトを始めてからは、憧れていた食事を、自分のバイト先で食べれたり、自分のバイト代で食べたいものを買える喜びと言ったら、言葉では言えないくらい嬉しかったのを覚えています。
中学までの無添加生活の反動もあり、高校時代から30代で咳喘息になるまで、それまで食べてこなかった無添加とは真逆の食品を喜んで食べまくっていました。
あちこち具合が悪かった20代~30代
高校生になってから、いつも体が冷えていて、部屋の中でも厚着、腹巻やカイロ、靴下は必須アイテムになりました。
母から「体を冷やすな」と耳にタコができるほど言われていたのもあって、生姜を食べたり、お風呂で半身浴したり、サプリやお茶など、冷えを改善するために、さまざまなことを試してきましたが、効果は・・・ほぼゼロ。
「効果があるって人もいるのに、どうして私にはないんだろう?」
「効果を感じてなくても、やらないよりは少しはましなんだよね?きっと・・・」
「歳のせい?みんなもこんなにあちこち具合が悪いものなの?」
何をやっても冷えたままだった私は、もう冷えているのが当たり前になっていました。
いつも疲れてて、だるい、しょっちゅう風邪をひく。
あちこち具合が悪くても、20代は若さで乗り切れて、「具合が悪い~」と言いながら動けました。
でも、30代になると、急にガタがきて、
「疲れてるの?」「大丈夫?」と周りから声を掛けられることも増えて、体調を崩すと寝込むことが多くなり、無理がきかなくなりました。
そんな頃に結婚して、妊娠。
安定期に入ったし、妊娠ライフを謳歌するぞーっと思っていたら、お腹が張りだしたのです。まさかの、切迫早産でした。
切迫早産で絶対安静
産婦人科の先生から、「冷えは良くないから、温かくして安静にしてね。」
と言われましたが、体が冷えているのが当たり前だった私は、妊娠していることで、いつもよりは冷えを感じていませんでした。
それでも、何もしないではいられなくて、今までに試していた冷え対策をしながら、
自宅で安静に過ごしていました。
でも、検診の度に、子宮頚管長が短くなっていき、自宅で絶対安静(トイレとお風呂以外はベッドの上)にしていたにもかかわらず、
結局8か月目で入院することになってしまいました。
「臨月までバリバリ働いている妊婦さんもいるのに、どうして・・・?」
動いたら赤ちゃんが出てきてしまう恐怖で、トイレに行くのもビクビクしてました。
当時はとにかく動いたら早産になっちゃうと思っていて、キッチンに立つ時間が短くて済むように、簡単に食べられるものを中心に、
パンやパスタ、レンジでチンで食べられるものばかりでした。
まさか、この食事のせいで切迫早産になっているなんて、当時は思いもしませんでしたが。
切迫早産になりながらも、無事に娘を出産できたので良かったのですが、娘と会えなかったかもしれないと思うと、ゾッとしますね。
こんなに大変な思いをして出産しても、のど元過ぎれば熱さって忘れます。
育児に追われる毎日で、まだ自分の体調を改善することに、本腰が入りませんでした。
咳が止まらない・・・
産後も私の体は相変わらず冷えたままで、特に有効な冷え対策もせず、体にムチ打って、バタバタと育児に追われる毎日をおくっていました。
そんなある日、体調を崩して寝込み、2〜3日で体調は戻ったものの、咳だけがずーっと続いていました。
症状が咳だけだったので、当時は育児疲れもあるし、年齢的なこともあるからと、あまり大事とは思っていませんでした。
でも、さすがに2カ月も咳が止まらないのはおかしい。
病院でいろいろな検査を受けて出た診断は、咳喘息でした。
しかも、同じ時期に、娘まで咳喘息になったのです。
2人とも咳喘息になるなんて、原因は、日常生活の中にあるんじゃ・・・。
食品添加物に着目
喘息の原因に挙げられるのが、ダニや埃、ペット、カビや花粉、タバコ、アルコール、ストレス、鎮静剤、食品添加物など。
でも、ダニや埃、ペット、カビや花粉は生まれた時から触れているし、もし、これのせいなら避けようがないです。
特別に不衛生な環境で生活しているわけでもない。タバコは吸わないし、アルコールもたしなむ程度。
鎮静剤など薬は極力服用しないようにしています。
ストレス?育児中だしあるとは思いますが、人並み程度な気がします。
唯一当てはまりそうなのが、食品添加物。
今まで食品添加物を気にして食材を選ぶなんて、娘の離乳食の時くらいしかしたことありませんでした。
娘も普通食が食べれるようになってからは、食品添加物を気にすることもなく、家族みんな同じものを食べていました。
私だけじゃなく、娘まで咳喘息になったということは、原因は食品添加物にちがいない。
妙な確信がありました。
定年した父に起きた変化
母の節約術のおかげで、思いがけず無添加生活だった私は、中学生までは健康優良児でした。
でも、高校でバイトを始めて、ファミレスやコンビニでの食事がメインという生活を始めたら、手足が冷たくて、しょっちゅう風邪をひくし、寝込むことまで。
中学と高校で明らかに違うのは、運動部に入っていない、母の手料理を食べなくなったという2点。
運動不足プラス食生活で、具合が悪くなったとしか思えない。
自分の体調だけなら、たまたまかなと思ったかもしれませんが、私の父の件もあったので、私と娘が咳喘息になった原因が、食生活にあるとすんなり思えたのです。
私の父は、人付き合いが苦手で、会社の付き合いで飲みに行くことがめったになく、週末も基本的に寝て過ごしているような人でした。
昼食もお弁当持参で、毎日3食とも母の手作りご飯でした。
会社勤めしているお父さんで、毎日3食とも奥さんの手作りご飯って珍しいと思います。
そんな父は定年を迎えるまで、体を壊すこともなく健康診断に引っかかることもありませんでした。
ところが、定年後にコンビニのお弁当を作る工場に再就職したら、ひどい花粉症になったんです。
くしゃみ連発、充血した涙目で、鼻声がひどくて何言ってるかわからない。
しょっちゅう風邪もひくし、弱くなったと父もつぶやいていました。
ある日、実家で家族そろって食事をした時、母の無添加料理と一緒にコンビニのおにぎりが並んでいました。
私は珍しいなと思って聞いてみると、父が毎日職場から持ってくるのだと言います。
父が再就職したお弁当工場では、毎日、規格外としてはじかれた商品を休憩時に食べれたり、少量なら持って帰れるそうで。
母も、最初は喜んで食べていたけれど、味が濃いので食べなくなって、今では父だけが毎日食べているとのことでした。
父は朝も昼も、お弁当工場でもらってきたお弁当やおにぎりを食べて、夜ご飯は母の手料理を食べるような生活を送っていました。
私はバイトを始めた時の自分と父が重なって、父もコンビニご飯にはまってるんだと、のんきに考えていました。以前より弱くなったのも歳のせいだとばかり思っていました。
そんな生活を続けて2~3年ほど経った頃、父が倒れました。
高血圧、不整脈、痛風など、病気のオンパレードで、定年前の元気な父はどこへやら。
幸いその時は大事に至りませんでしたが、お医者さんからコンビニ食ばかり食べていることを怒られて以来、職場からお弁当やおにぎりを持ち帰るのは止めました。
すると次の春は、父のひどい花粉症が軽くなっていました。見てるのもかわいそうになる位だったのに、鼻炎程度まで軽症に。
私がバイトを始めてから、雪女のような手足になったこと、
父が定年してお弁当工場に再就職したら、ひどい花粉症や高血圧になって倒れたとこと。
私と父に共通していたのは、
母の手作り料理(お金がなくて既製品が買えなかったから、無添加料理になってた)を食べずに、
手軽に食べれるコンビニ食にはまってしまったことです。
雪女のような手足、父の一件、私と娘が同時に咳喘息になったこと。
それがやっとつながって、原因はどれも同じかもしれない。
食品添加物を避けてみよう、すんなりそう思えました。
食品添加物フリーな生活を始めてみたら
食品添加物を避けてから、すぐに明らかな体調の変化を感じたのは、「手足の冷え」と「身体の重さ」がなくなったことでした。
私の雪女かと思うほどひ冷えやりしていた手足が、いつの間にか冷たくないのです。
何をやっても改善しなかったのに驚きです。
20年も付きあってきた冷えが、食品添加物を食べないようにしただけで、去っていきました。
あっさりサヨナラです。
私は母を見習った無添加生活にシフトチェンジして、調味料やお菓子など、食べる食品は極力無添加にこだわりました。
無添加生活を始めた当初は、家族からも不満の声が上がるし、私自身も疲れてきたりで、挫折しそうになりました。
【生活クラブ】に出会わなかったら、無添加生活を続けられたかわかりません。
生活クラブを利用して簡単に無添加生活ができるようになると、私と娘の咳もいつの間にかでなくなって、それ以来再発もしていないんです。
季節が移り変わっても、育児疲れがあっても、体調を崩すこともなく、食品添加物フリーな生活に変えただけで、咳が止まって、手足の冷えが取れ、だるくない。
よく眠れるようになって、あんなにあちこち具合が悪かったのが嘘のようです。
こうして、食品添加物フリーな生活を続けて12年以上が経ちましたが、咳で困ることもないし、どこか具合が悪いということもないのです。
便秘や肩こり、身体が重い、だるい、寝つきが悪い、寝覚めが悪い、
それが全部冷えからきていたことに、症状が消えて初めて気づきました。
花粉症も食生活が原因だった!
咳喘息を克服した私は、ひょっとして花粉症にも効果が出るかもと期待しましたが、添加物フリー生活だけだと、花粉症は少し軽くなっただけでした。
でも、軽くはなったんだから、花粉症も食生活で治せるはず。
いろいろ調べて、花粉症は油の脂肪酸が関係していて、摂り方次第で、花粉症をはじめ切迫早産や様々な病気になることがわかりました。
コンビニのおにぎりやお弁当を毎日食べ続けていた父が花粉症になったのは、脂肪酸バランスが崩れてしまったからだったんですね。
毎日の食事で摂りすぎている脂肪酸と、全然とれていない脂肪酸があることで、花粉症や切迫早産など、さまざまな病気を引き起こしてしまいます。
毎日の食事で脂肪酸をコントロールするか、しないかが花粉症や切迫早産、さまざまな病気になるかならないかの違いになるんです。
脂肪酸コントロールで、家族そろって花粉症を克服できた今は、
「妊娠中にこのことを知っていたなら、切迫早産であんなに大変な思いをしないで済んだのに。」と悔しいです。
私は、無添加生活と脂肪酸コントロールで、筋金入りの冷え性と花粉症を解消しました。
そうしたら、咳が止まって、花粉症が解消して、あんなにだるくて、疲れがとれなかった体が軽くなりました。
昔はあんなに頻繁に病院へ行っていたのに、ここ数年はほとんど病院へ行っていません。
毎年、バレンタインデーになるとムズムズ始まる花粉症で引きこもっていましたが、ここ数年は、花粉症を心配することもなく、パパや娘の花粉症も治まって、家族そろって春のお出かけを楽しんでいます。
パパや娘の花粉症が治ったのは、「私のおかげだからね」と心の中でガッツポーズです。
私が実践した方法は、きっと多くの方にも効果が出るはず。
私の体験を皆さんのお役に立ててほしい、だから、このブログを始めました。
「なんだか具合が悪い人」「何をやっても具合が悪くて改善しない人」「歳のせいだと諦めている人」を1人でも楽にしてあげたい。
かつての私のような人を1人でも減らしたい。どんよりした毎日から解放されて、笑顔溢れる毎日を送って欲しい。
私も、まさか自分が毎日食べている物で体が冷やされているなんて、思いもしませんでしたし、誰も教えてくれませんでした。お医者さんでさえ。
こんなに食品添加物だらけの食品で溢れている世の中を変えたい。
どこで何を買って食べても、ほぼ無添加生活ができる世の中に変わって欲しい。
娘が大人になって、1人暮らしをして、コンビニご飯で3食過ごしたとしても、食品添加物の心配がない暮らしが送れるようになってて欲しい。
それを目指して、1人でも多くの人にこのブログを読んでもらえるように、
努力していきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
これからもらどうぞよろしくお願いします。
アバウト母ちゃん
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