【切迫早産】子宮頚管長が短くて自宅安静!お腹を張らせる食生活とは?

この記事では、切迫早産の方が気になる子宮頚管長やお腹を張らせる食生活についてわかりやすくお話させていただきます。

 

妊娠中ってとてもナーバスになるので、心配事は1つでも減らしたいですよね。

 

そんな妊婦さんの心配を減らすためのちょっとだけ食生活に気を付けた、お腹が張らないようにする方法をお伝えします。

 

質問:「子宮頚管長って伸びたりするのかな?

 

答え:「短くなってしまった子宮頚管長が伸びることはないですが、

お腹を張らせないことでそれ以上短くなるのを防ぐことはできます。

 

子宮頚管長を測る時に、お腹が張っているかいないかで長さって変わってしまうってご存じですか?

 

前回測った時よりも長くなってる!なんて喜んだ記憶がありますが、お腹の張り具合による誤差と説明されて、すごくガッカリしました。

 

私は切迫早産になって、3か月自宅安静で頑張ったけれど、結局入院になり、37週で出産した経験を持つ、アバウト母ちゃん です。

 

出産後、咳が止まらないという咳喘息になったことがきっかけで、食べ物と体調の関係に気付きました。

 

食生活をガラリと変えた結果

 

20年来の冷え、咳喘息、花粉症、排卵痛、めまい、だるさ、寝つきが悪いなどのさまざまな症状が1~3か月で解消できました。

 

そして 花粉症と切迫早産 という全然関係なさそうな2つが、実は 同じ原因 で引き起こされていることにも気づいたのです。

 

私は30代から花粉症、妊娠中は切迫早産で大変な思いをしたことがあるので、この2つが同じ原因で起きていたことに、とても納得しました。

 

この記事を読んで、

  • 切迫早産で自宅安静にしてるのにお腹が張る理由
  • 切迫早産で自宅安静になってしまう食生活とは
  • 切迫早産で自宅安静の人がよく食べている食品とは
  • 切迫早産で自宅安静ならプロスタグランジンを増やしたらダメ!

 

花粉症や切迫早産を引き起こす食生活がわかれば、切迫早産で自宅安静にならないように気を付けることができます。

 

【切迫早産】子宮頚管長が短くなって自宅安静になる理由

 

切迫早産の人は、お腹の張りにつながることは控えましょうと言われます。

お腹の張りって、子宮が収縮してるってことです。

子宮が収縮してると子宮頚管長は短くなる んですよ。

 

子宮の連続した収縮が陣痛なので、体はお腹の張りを陣痛のサインとして子宮口を開いていきます。

 

なので時々お腹が張るくらいなら大丈夫ですが、頻繁に張っていると少しずつ子宮口が開いてしまうんですね。

 

なので、切迫早産の妊婦さんには動くことで子宮が刺激されるのを防ぐ為に、なるべく横になる安静指示が出されて性行為は控えるように言われます。

 

性行為自体も子宮を刺激するので控えたほうが良いですが、それよりも精子の中に 子宮を収縮させる「プロスタグランジン」が含まれているから性行為は控えてねってことなんです。妊娠中は避妊しないですしね。

 

この「プロスタグランジン」陣痛促進剤 の成分になります。

 

子宮を収縮させるためのものなので、切迫早産の人は一番避けたい成分ですよね。

 

妊娠中の性行為を控えるだけで切迫早産が回避できるなら簡単なんですが、調べてみると、この「プロスタグランジン」は、精子の中に含まれているだけじゃなくて、私たちの 体に炎症がある と作られている物質なんです。

 

例えば、風邪を引いて、喉が痛いのは 気管支炎鼻水やくしゃみが出るのは 鼻炎痛くて食べられない 口内炎 に、肌荒れやアトピーなどの 皮膚炎 も、歯茎が腫れたり、筋肉痛や肩こり、腰痛や頭痛、花粉症など、これ全部、体に炎症が起きている状態 なんです。

 

この炎症が起きている部位では、プロスタグランジンが発生して痛みや腫れが出ています。

熱などで寝込んだ時に、体が筋肉痛みたいに痛くなる時がありますよね。あの痛みもプロスタグランジンによるものなんです。

 

こんな誰にでも起こりうる、ちょっとした症状が、体内で「プロスタグランジン」が作られた結果なんです。

 

妊婦さんは、体型やホルモンバランスが変わることで、便秘になったり、痔になったり、肌荒れ、ストレス、肩こりや腰痛、あげればきりがない程いろいろなことに悩まされますよね。

 

しかもそれが、妊娠中ずっと続いたりします。

 

妊娠 したら、どこかしら炎症していて、通常よりも プロスタグランジンが作られやすい状態 になっているんです。

 

でも、慢性的な炎症があるとお腹が張ってしまうなら、だれでも切迫早産になってしまうってことになりますが、

実際はそうじゃないですよね。

 

妊娠中は赤ちゃんの成長に合わせて、子宮が大きくなります。

それに伴って誰でもお腹周りに大なり小なり痛みが生じますが、それだけで切迫早産になってしまう程大量のプロスタグランジンは作られません。

 

ではどこから大量のプロスタグランジンがやってくるのかというと、それは、毎日食べている 食事 からです。

 

誰もが毎日何気なく食べている食事の中に、プロスタグランジンを大量に作りだす物があるんです。

それが です。

 

 を毎日欠かさず食べることで、それをベースに炎症のある部位で、プロスタグランジンが大量に作られてしまうんです。

 

妊婦さんの場合、大きくなる 子宮 でプロスタグランジンが常に発生している状態なのに、さらに油を食べてプロスタグランジンを補充しているから、お腹が頻繁に張ってしまいます。

 

この、油を毎日欠かさず食べること、大抵の人がやっているんです。もしあなたがスーパーやコンビニでお菓子やパン、ジュースやお弁当やお惣菜を買って食べているなら、あなたも漏れなく仲間入りしていますよ。

 

だって、買ってきて封を切ればすぐに食べられる食品には、必ず 油 が含まれているんですから。

 



【切迫早産】子宮頚管長を短くして自宅安静にさせるリノール酸

 

買ってきて封を開ければすぐに食べられる食品には、必ずと言っていいほど が加えられています。

油が加えてあるか、ないか、それだけで美味しいか美味しくないかが決まってしまう程の威力が油にはあるんです。

 

なので商品が売れるように、美味しいと言ってもらえるように、油を加えるのは製品を作る上での鉄則と言ってもいいのかもしれません。

美味しくするために必要な油ですが、企業は低コストで製品を作りたい。

なので、輸入された大豆やキャノーラから作られた安い植物油が使われることが多いんです。

 

植物油なら体に良さそう!かと思ったら、摂りすぎると怖いのが植物油なんですね。

この植物油の何が怖いのかというと、主成分が リノール酸 だからです。

 

植物油とは、大豆やトウモロコシ、ごま、米などの 植物から絞った油 で、スーパーに並んでいる油のほぼ100%が植物油ですから、皆さんがお家で使っている食用油もほぼ間違いなく植物油だと思います。

 

自分で作ったお料理でも、買ってきた食品でも、何か食べるたびに必ず植物油を食べている。自覚ありました?

私は全然自覚がありませんでした。まさかコンビニのおにぎりにまで植物油が入ってるなんて、思いもしませんでしたよ。

 

大抵の人が毎食必ず植物油を食べていることで、問題になるのが リノール酸の摂りすぎ です。

 

このリノール酸が、花粉症 になったり、お腹を張らせたり するプロスタグランジンを作るベース になってしまいます。

 

このリノール酸は、必ず食べ物から摂る必要がある 必須脂肪酸 なので、摂らなければいいというものではありません。

 

生きていくために絶対に必要 だけど、摂りすぎるのは良くない。

 

お肉やお魚、野菜にもリノール酸は含まれているので、それだけで必要量は十分なんです。

でも、それ以外に食べる食品から大量にリノール酸を摂っているので、花粉症や切迫早産といった リノール酸摂りすぎ問題 が起きているのです。

 

植物油には、お肉やお魚、お野菜の比じゃないくらいリノール酸がたっぷり 含まれています。

 

リノール酸を食べると、リノール酸から アラキドン酸 が作られて、そのアラキドン酸から プロスタグランジン が作られます。

 

たくさんのリノール酸を食べれば、たくさんのアラキドン酸が作られて、たくさんのプロスタグランジンが作られる。

 

このたくさんの プロスタグランジン 子宮を収縮 させているんです。

 

そしてプロスタグランジンからは IGE抗体 が作られます。

 

IGE抗体は体内に入ってきたウィルスや花粉などの異物を攻撃するためにヒスタミン をバンバン 出します。

 

この大量のヒスタミンが、花粉症やアレルギーの辛いかゆみの素なんです。

 

【切迫早産】子宮頚管長が短くて自宅安静の人がよく食べている食品

 

チョコレート アイス クッキー ポテトチップス 生クリーム
ピザ 菓子パン 市販のおにぎり レトルト食品 冷凍食品
インスタント食品 ホットケーキミックス カレールー ネギトロ シーチキン
焼きそば 焼き肉のたれ マーガリン ドレッシング マヨネーズ
インスタントコーヒー お惣菜 コンビニご飯 ファーストフード 外食

 

ここに挙げた食品は、私が切迫早産で自宅安静にしていた時に、よく食べていた食品でもあります。

 

動かないようにすることばかりに意識が向いていて、レンジでチンやすぐに食べれるものばかりを口にする生活。

 

毎食、植物油をたっぷり使った食品を食べ続けていました。

 

そんな私は 1日中ほぼ横になっていた にもかかわらず、お腹の張りは頻繁 で、子宮頚管長が検診の度に短くなって、結局、入院することになってしまいました。

 

当時は何がいけなかったのかわかりませんでしたが、今ならわかります。

 



【切迫早産】自宅安静で子宮頚管長をこれ以上短くしない2つの対策

 

子宮頚管長を短くしないためには、お腹を張らせないことです。

お腹を張らせる プロスタグランジンを体内で作らない ようにすること。

 

そのためには、

プロスタグランジンを作るベースとなる リノール酸を摂りすぎない

できてしまったプロスタグランジンを抑えるための αリノレン酸を補う 

 

という2つの対策が必要です。

 

リノール酸を減らすためには、リノール酸が主成分の油をどれだけ使わないようにできるかが鍵になります。

 

具体的には次の3つの内容になります。

 

  1. 生活クラブ を利用することで リノール酸を半分 に減らす
  2. お料理に使う油を オリーブオイル に代える
  3. マーガリンをやめて バターを使う

 

切迫早産に効くリノール酸対策① 生活クラブを利用してリノール酸を半分に減らす

 

買ってくればすぐに食べられる調理済みの食品は、とても便利ですよね。

これを食べないようにする生活ができればいいんですが、だいぶ難しい。

 

コンビニやスーパーで売られている 調理済みの食品 に使われている油はキャノーラや大豆が原料の リノール酸がたっぷりの油 です。

 

同じ調理済みの食品でも なたねが使われていれば、キャノーラや大豆のものより、リノール酸を半分以下 にできます。

 

なぜ半分以下にできるかというと、なたね油のリノール酸は他の植物油(オリーブオイル以外)の半分以下だからです。

 

半分って大きい ですよね。

 

確実になたね油を使っている調理済の食品が手に入るのは【生活クラブ】です。

 

生活クラブの食品なら、農薬、添加物、遺伝子組み換えといった 不安要素がなく調理済みの食品に使われる油は、基本的になたね油ですから、遺伝子組み換えやリノール酸対策もバッチリ できます。

 

下の写真はレンジでチンするフライドチキンです。

見にくいですが、揚げ油(なたね油遺伝子組み換えでないものを分別)と記載されています。

 

 

 

 

 

 

 

子宮頚管長を短くしない為には、お腹を張らせるプロスタグランジンを作りだすリノール酸をどれだけ減らせるかにかかっています。

 

私のように、調理済みの食品を食べない生活なんてできないって方は、なたね油を使っている調理済み食品を、生活クラブで買うようにすれば、リノール酸摂取量 を今までの 半分以下 まで減らせます

 

生活クラブの食品を食べているだけで、リノール酸摂取量が今までの半分になるだけじゃなく、誰でも無添加生活になってしまいますから一石二鳥ですよ。

 

出産を機に無添加生活が気になりだす方も多いのではないでしょうか。

 

無添加生活にはどんな効果があるのかについてがわかる添加物フリー生活の効果とは?7年以上生活クラブで無添加生活を続けてわかったことという記事も興味があったら読んでみてくださいね。

 

さらに、生活クラブを利用すれば、出産後も、安心で安全な食品で作られた最高品質の母乳 を赤ちゃんにあげられますよ。

 

スーパーと生活クラブの品質の違いはこちらでチェックできます。

無添加にこだわると食費は変わる?生活クラブの16商品をスーパーと比較!

オーガニック野菜は本当に体に悪い?有機野菜のものすごい効果


切迫早産に効くリノール酸対策② お料理に使う油をオリーブオイルに代える

 

サラダ油やキャノーラ油、ゴマ油をお料理に使っていませんか?

 

サラダ油 輸入された遺伝子組み換えの大豆やキャノーラのブレンド油でリノール酸が多く、キャノーラ油 カナダで菜種を品種改良して作った油のことで、遺伝子組み換えのなたねっぽい油と言えます。ゴマ油 は、遺伝子組み換えの心配はないですが、リノール酸が多いです。

 

質問:「いつも使ってる油がダメなら、どれならいいの?

 

答え:「国産なたね油かエキストラバージンオリーブオイルが最適です

 

 

この2つの油は、油の中でもリノール酸含有量が低いので毎日使うのにもってこいです。特にオリーブオイルはダントツにリノール酸が少なくて、その次に少ないのが、なたね油という感じです。

 

 

なたね油は、リノール酸、αリノレン酸、オレイン酸がバランスよく含まれている油ですし、オリーブオイルは、ほとんどがオレイン酸になります。

 

フライパンを使ってお料理すると、大さじ1杯くらいの油を使いますよね。

何品も作ったら、大さじ何杯も使うことになります。

 

1回の量は少なくても、毎日何度も使うと考えると、ちょっと見過ごせません。

 

同じ大さじ1杯の油でも、油によって リノール酸含有量が全然違う からです。

 

10g中(約大さじ1杯)に含まれるリノール酸含有量

  • サラダ油 5g
  • ゴマ油  4.1g
  • なたね油  1.9g
  • オリーブオイル 0.66g

 

何か1品をフライパンで作ったら、使った油によって、これだけの違いが出るんです。

 

サラダ油やゴマ油を使わずに、なたね油 にすれば、リノール酸は半分オリーブオイル なら、6分の1 に減らせます。

 

同じ料理でも、油によってリノール酸の量にこれだけの違いです。

 

食事は毎日のことですから、大きいですよね。

 

お料理に使う油は、私は【生活クラブ】のオリーブオイルを使っています。

 

生活クラブの油はどれでも低温圧搾で手間暇かけて丁寧に作られているので、酸化や遺伝子組み換えの心配が無用です。

 

市販されているオリーブオイルはまがい物も多く流通しているので注意してくださいね。

 

そしてどの油にも言える事ですが、高温処理される 酸化 してしまうってご存じですか?

スーパーの棚に並んでいる時点ですでに酸化している油がたくさんあるんですよ。

 

生活クラブで油を買う場合は何もチェックしなくても大丈夫ですが、スーパーで油を買う場合は、以下の3点に注意して油を選んでくださいね。

 

  • 国産または有機かどうか(遺伝子組み換えの心配がない)
  • 低温処理で作られているか(酸化している心配がない)
  • リノール酸含有量が少ない油かどうか(リノール酸を摂りすぎない)

 

切迫早産に効くリノール酸対策③ マーガリンを使わずにバターにする

 

食パンにマーガリンをたっぷり塗って食べる。おいしいですよね。

パン好きの私は、1日3食パンでもいい程、パンばかり食べていたことがあります。

 

食パンやコッペパン、フランスパンなどのあっさりしたパンでも、パン生地にはマーガリンやショートニングといった植物油がかなりの量練りこまれています。

それにさらにマーガリンを塗って食べる。リノール酸摂りすぎ です。

 

マーガリン って ほとんどが植物油 でできています。

チューブ入りのバターやショートニングも同じす。

 

パンにマーガリンを塗ると、10g位簡単に塗ってしまう上に、パン生地に練りこんである分まであります。

 

パン好きさんはリノール酸摂りすぎ率高いですよ~。

 

パン好きさんには辛いですが、パン食を控えるか、生地にマーガリンやショートニングが使われていない無添加パンを選んで食べるなどの工夫が必要です。

せっかくの無添加パンにマーガリン、チューブ入りバターを塗ってはダメですよ。

パンに塗るのは生乳100%のバター をどうぞ。



切迫早産に効くαリノレン酸対策 抗炎症作用のオメガ3を補う

 

オメガ3とは、αリノレン酸やDHAのことで、αリノレン酸もリノール酸と同じように、野菜、お肉、お魚などに含まれている脂肪酸なんですが、リノール酸と違って野菜やお肉を食べているだけじゃ十分に摂れないんです。

 

αリノレン酸 は食べると、体内で DHA に代謝されます。DHA の方がサプリでご存じの方も多いかもしれませんね。

 

αリノレン酸(DHA)が豊富に含まれているのは、魚や一部の食品 なので、洋食中心の食事をしていると、ほとんど摂れなくて 不足気味 な脂肪酸です。

 

このαリノレン酸(DHA)不足が子宮頚管長が短くなることに関係しています。

 

リノール酸を摂りすぎて、プロスタグランジンが多少増えても、αリノレン酸が不足していなければ、DHAの働きで、プロスタグランジンの働きを抑制 できます。

 

でも、αリノレン酸(DHA)が不足していると、ストッパーがいないので、プロスタグランジンが張り切って子宮を収縮させてしまうため、子宮頚管が短くなってしまいます。

 

リノール酸を摂りすぎて大量のプロスタグランジンが生成されてしまうと、例えストッパーのαリノレン酸(DHA)が不足してなくても、抑制することが難しいですから、リノール酸の摂りすぎには要注意 です。

 

 

そして、αリノレン酸(DHA)を不足させない1番の近道は、とにかく 魚を食べる事 です。

 

洋食ではなく和食中心の食事にして、1日1食は魚を食べる ようにすれば、1日に必要なαリノレン酸(DHA)が摂れます。

 

とっても簡単です。

 

でも、1日1回お魚を食べるって、実際には難しい。

 

朝ごはんにお魚を食べられればいいんですが、家族の好みがパン食だったり、子供が嫌がったり、食べるのに時間がかかったりして、結構面倒くさい。

 

晩ごはんに、お肉ならメインになる1品で満足してもらえるのに、魚だと、「えーっ魚~?」「これだけ?」と言われたりして、もう1品多く作らなきゃだったり。

 

妊婦さんだと 水銀 が気になって、なんとなく お魚を敬遠しがち になったりしますが、水銀含有量が多いと言われる、大型の回遊魚のマグロやブリは控えるようにして、サンマやアジ、イワシ を食べれば水銀の心配もなくDHAを補えますよ。

 

質問:「魚を食べる以外で簡単にαリノレン酸(DHA)が摂れる方法はないの?」

 

答え:「えごま油・アマニ油を毎日の食事に取り入れるのが1番簡単な方法かも

 

 

 

お魚を食べる以外の方法としては、えごま油やアマニ油を、毎日小さじ1杯 ほど食事にかけて食べれば、1日に必要なαリノレン酸(DHA)が摂れます。

 

えごま油やアマニ油は、あまりなじみがない油ですが、スーパーに行けば、1本1000円前後で買うことができます。国産にこだわると、2000円以上はします。

 

残念ながらえごま油やアマニ油は生活クラブで扱っていないので、私は有機えごま油(170g)を1000円位でスーパーで購入しています。国産えごまではないですが、有機栽培なので良しとしています。

 

そして、この油の取り扱いにはちょっと注意が必要です。

えごま油やアマニ油の注意点

  • 低温圧搾製法またはコールドプレス製法で作られたものにする
  • 暗色の遮光瓶に入っているものにする
  • 保管は必ず冷蔵庫
  • 加熱しない
  • 1か月ほどで使い切る

*開封後から酸化が始まります。電子レンジも ✖ です。

 

 

切迫早産の対策 お肉、お魚、野菜をバランスよく食べる

 

お肉、お魚、野菜などにリノール酸は含まれています。

食材から摂れるリノール酸で体に必要な量は足りています。

 

お肉 には リノール酸 が豊富に含まれていて、お魚 には  DHA が豊富に含まれています。

 

リノール酸とDHAは相反する働きをして、リノール酸は炎症作用、DHAは抗炎症作用があります。

お肉、お魚、野菜、どれもバランスよく食べていれば問題は起きにくいようになっているんですね。

 

リノール酸もDHAも体に必要なものなのに、リノール酸はお肉以外の食品から摂りすぎて、お魚を食べなくてDHAは不足しがち。

 

このアンバランスによって、切迫早産や花粉症、さまざまな問題が起きているんです。

 

アンバランスになっていても、気づけなかったりするので難しいですが、体調に良くない変化が起きた時には、何かアンバランスになっていないか気にするようにしたいですね。

【切迫早産)自宅安静で子宮頚管長をキープする まとめ

 

子宮頚管長が短いと言われて自宅で安静にしてるのに、なぜか張りまくるお腹。

 

その理由は、毎日の食事でプロスタグランジンを大量に作りだしていたからです。

 

リノール酸の摂りすぎを止めれば、プロスタグランジンが大量に作られないので、お腹が張らずに子宮頚管長をキープできます

 

✅ 子宮頚管長を伸ばす対策

  1. 生活クラブを利用して調理済みの食品のリノール酸を半分以下に減らす
  2. お料理に使う油をオリーブオイルに代える
  3. マーガリンは使わずにバターを使う
  4. 抗炎症作用のDHA(αリノレン酸)を補う
  5. お肉、お魚、野菜をバランスよく食べる

 

調理済みの食品だって気にせず食べたい。

それなら、生活クラブ を利用してしまうのが、1番確実で簡単 です。

 

リノール酸の摂りすぎが抑えられて、添加物や農薬、遺伝子組み換えの心配がない生活クラブは、妊娠中に限らず、出産後も効果を発揮してくれます。

 

無添加生活をしてると、疲れが残らずハードな育児をこなせて、何より質のいい母乳を赤ちゃんにあげられます。

 

そして、不足しがちなαリノレン酸は、えごま油やアマニ油を出来上がった食事に 小さじ1杯かけて 食べれば、確実に補うことができます。

 

私自身が切迫早産だった時、まさか食生活が原因で切迫早産になっているなんて思いもしませんでした。

「どうしてこんなにお腹が張るんだろう」と疑問だらけで不安な日々を過ごしていました。

 

そして、ほとんどベッド上で過ごすという自宅安静をしたにもかかわらず、結局入院になり、妊娠中は不安ばかりで、大変だったという記憶しかありません。

 

あなたにはそんな思いはして欲しくないのです。

 

自宅安静中は、もう張りっぱなしだったお腹が、入院したらそれほどでもなく、子宮頚官長も入院した時の長さ以上には短くならずに、無事36週を迎え退院しました。

 

当時はなぜかわかりませんでしたが、今ならその理由がわかります。

 

 

入院した病院の食事がお魚中心で、お肉料理は朝ごはんがパンの時くらいしかありませんでした。

 

そして、冷凍食品ではなく、栄養士さんがきちんと栄養バランスを考えた、完全手作りの食事でした。

入院したことで、もし早産しても病院だから大丈夫という安心感もありました。

さらに、日光浴が日課にされていていたことも大きかったと思います。

 

実は日光浴が切迫早産や花粉症に大きく関係しているんです。

【切迫早産】二人目の予防対策はサンシャインビタミンでバッチリ

という記事もチェックしてみてください。

 

入院したことで何が改善したのかというと、調理済みの食品を食べなくなって、リノール酸を摂りすぎない ようになったこと。お魚中心の食事で αリノレン酸(DHA)不足が解消 したこと。早産の不安による ストレスが減った こと。日光浴で ビタミンDが生成 されたこと。 

 

それらによってプロスタグランジンの生成が減少したからだと思います。

リノール酸を摂りすぎないようにして、αリノレン酸(DHA)を不足させないようにすること。

 

これができていれば、お腹の張りに変化を感じるはずです。

 

リノール酸を摂りすぎて、αリノレン酸(DHA)が足りない食生活が問題になるのは、切迫早産だけの問題じゃありません。花粉症やアトピー、頭痛、咳、胃痛などさまざまなトラブルの原因になります。

 

なので、これをきっかけに継続して減リノール酸生活を続けていって欲しいなと思います。

出産後も宅配生協はとても重宝しますよ。

【生活クラブ】なら手抜きしたって無添加です。ぜひ活用してみてください。

 

生活クラブを利用した無添加生活の効果についての記事もぜひご覧下さい。

添加物フリー生活の効果とは?7年以上生活クラブで無添加生活を続けてわかったこと

オーガニック野菜は本当に体に悪い?有機野菜のものすごい効果

春が嫌いなのは冬の間に不足するビタミンdが原因だった!

 



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